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【半導体】TSMC、先進封止CoWoS値上げで調整の報道 10〜20% 台湾メディア
2026-10-29 09:17:22
台湾の大手経済紙『工商時報』は2026年10月27日付で、台湾TSMC(台積電)が、AI(人工知能)チップ向け先進封止「CoWoS(Chip on Wafer on Substrate)」の新たな値上げに向け調整に入っているとの情報が台湾の半導体サプライチェーンに広がっていると報じた。値上げ幅は最大20%に達する見込みだという。


工商時報の伝えた事情に詳しい半導体サプライチェーンは、CoWoSの需要は、AI GPUからサーバー向けCPUやカスタムASICへと拡大しており、未消化の発注が増加し続けていると指摘。一方で、AIチップのテスト時間長期化が封止・測定(パッケージ・テスト)の生産能力を圧迫していることから、TSMCをはじめとするCoWoSサプライチェーンのファウンドリ、OSAT(封止・測定の受託)各社が新しい価格調整に向けた準備を進めていると述べた。各社とも10〜20%の値上げを検討しているという。

同紙の伝えた台湾系製造装置サプライヤーは、TSMCは例年、年次の装置調達において値引きや機能の追加を求めていたが、2026年は従来価格のまま発注を実施したと指摘。これにより装置メーカーは利益率を維持することができたと述べた。

この他、TSMCのCoWoS生産能力について同紙の伝えた台湾の市場関係者は、2026年は単月13万枚を超えるとした他、2027年には20万枚を目指していると述べた。生産能力の配置については、台湾では嘉義(AP7)、台南(AP8 P2:装置搬入中)、苗栗(AP6:SoIC増産)、海外では米アリゾナ州でAP1工場が2028年の操業開始を予定しているとした。

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